海外ボランティア
国境にとらわれず、人と動物の幸せを守るために
塚田動物病院では主にフィリピンを中心とした海外で狂犬病予防接種、狂犬病についての調査、講演などのボランティア活動を行っております。
狂犬病とはラブドウイルスに感染し、感染した動物に噛まれるとその唾液中に含まれるウイルスが傷口から体内に侵入し発病するもので、発病するとほぼ100%死亡してしまうという非常に恐ろしい病気です。
現在は、日本では対策され国内での発生はありませんが、世界には依然として人や犬、猫、家畜やアライグマ、キツネ、コウモリ、リス等野生動物の感染が報告されています。
フィリピンにおける狂犬病患者の死亡者数は年間平均450名。患者発生数としては常に世界上位5か国に入ります。
当院では1997年以降、毎年狂犬病ワクチン接種のためにフィリピンを訪れています。
医療体制の整っていない環境での予防接種実施には困難なこと、危険な場面に遭遇することもありますが、この活動によって少しでも多くの動物、人の笑顔と健やかに過ごせる生活を守ることが出来ればと考え、ボランティア活動を続けています。
フィリピン国での狂犬病活動
1997~2014年 | 狂犬病ワクチン寄付 |
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2002年 | ボラカイ島 |
2004年 | ミンドロ島 |
2005年 | ネグロス島 |
2006年 | セブ島、ボホール島、カンダバ市 ラワッグ市 |
2007年 | マリンデーケ島、シキホール島、カミギン島 |
2008年 | ギマラス島 マニラ市内 |
2009年 | ミンダナオ島 |
2012年 | パラワン島 エルニド・CRON ILAND |
2013年 | セブ島 バンタヤン |
2014年 | パンパンガ― MABALACAT |